
リサイクルショップを利用する際、「良品 買 館 と セカンド ストリート、どちらを選べばいいのか?」と迷う方も多いのではないでしょうか。両者はともに総合リユースショップとして広く知られていますが、会社概要から見る特徴の違いや、査定方法、対応サービスには明確な差があります。
例えば、セカンドストリートの買取方法まとめを見てみると、店頭・宅配・出張といった選択肢があり、全国どこでも利便性の高いサービスが利用可能です。一方、良品買館は関西を中心とした地域性と店舗展開の違いを比較すると、地域密着型で丁寧な接客やサービスに強みがあります。
さらに、どちらの店舗でも注目されるのが、**ジャンク品も買取対象になる?**という点です。セカンドストリートでは状態が悪くても価値があれば買取対象になることがある一方、良品買館は再販可能な品を優先する傾向があります。
加えて、良品買館の買取価格の傾向では、家電やブランド品などに対して高めの査定が期待できるのに対し、セカンドストリートは買取アップキャンペーンを活用することでお得に売却できるチャンスがあります。
そして、両社ともに一点一点値段をつける査定スタイルを採用しており、商品ごとの価値を丁寧に見極める点は、利用者にとって大きな安心材料となるでしょう。
この記事では、こうした観点から両店の違いや選び方について、初めての方にもわかりやすく解説していきます。リサイクルショップ選びに迷った際の参考にしてください。
記事のポイント
- 良品買館とセカンドストリートの会社規模や展開エリアの違い
- 各店舗の買取方法やサービス内容の特徴
- ジャンク品や査定スタイルに対する対応の違い
- 商品ジャンルごとの買取価格や傾向の違い
良品買館とセカンドストリートの違いとは

- 会社概要から見る特徴の違い
- 良品買館の買取不可アイテムとは
- セカンドストリートの買取方法まとめ
- ジャンク品も買取対象になる?
- 宅配買取はどちらが便利か
- 宅配買取はどちらが便利か
会社概要から見る特徴の違い
良品買館とセカンドストリートは、どちらも総合リサイクルショップとして知られていますが、運営会社の規模や展開エリアに明確な違いがあります。
良品買館を運営するのは、関西を中心に事業を展開する株式会社買取王国です。元々はベストバイ社によって運営されていましたが、現在は買取王国が一部店舗を引き継ぎ、直営化を進めています。店舗は主に大阪・兵庫・奈良などに集中しており、地域密着型の営業スタイルが特徴です。
中でも注目されている店舗の一つが、「良品買館 茨木店」です。ねとらぼによると、茨木市上郡にあるこの店舗は、リサイクルショップランキングで全国2位にランクインした実績があります。2020年12月にリニューアルオープンしており、衣料品・家具・家電から、おもちゃ・釣り具まで幅広いジャンルを扱う大型店舗として人気を集めています。出張買取にも対応しているため、引っ越し時の荷物整理にも便利です。
その商品構成や店舗の雰囲気から、「店内を見て回るだけでも楽しい」といった口コミも多く、単なる買取・販売の場にとどまらず、地域のリユース文化を支える存在として親しまれています。
一方で、セカンドストリートは、全国で850店舗以上国内国外で1000店舗以上を展開しているリユース専門店で、運営元はゲオホールディングスのグループ会社です。グループ全体では2,000店舗を超えるスケールを持ちますが、セカンドストリート単体としては衣料品・家具・家電など幅広い商品を扱う店舗が日本国内で約870店舗、海外でもアメリカ・台湾・マレーシア・タイに進出しています。
このように、企業の規模や展開戦略には違いがあり、それぞれの強みがサービスの提供範囲や対象となるユーザー層に影響しています。全国各地で店舗網を広げているセカンドストリートは利便性が高く、一方で良品買館は地域密着型の丁寧な対応が期待できるなど、目的や住んでいる地域によって選び方が変わってきます。事前に自宅近くの店舗情報やサービス対応状況を確認しておくことがポイントです。

良品買館の買取不可アイテムとは

良品買館では幅広いジャンルの商品を取り扱っていますが、すべての品が買取対象というわけではありません。
具体的には、製造から一定年数が経過した家電は基本的に買取対象外とされています。たとえば、AV機器や生活家電は11年以上前の製造品、プリンターは4年以上前のものが対象外になるケースが多いです。また、暖房器具については製造から6年以内の製品しか買取を行っていません。
他にも、保証書や取扱説明書が欠品している場合、査定に影響が出ることがあります。状態が良くても、基準に満たない場合は引き取りを断られることもあるため、持ち込み前に事前確認するのが安心です。
このように、見た目や使用頻度だけでなく「製造年」が大きく関わるため、査定を依頼する前に型番や製造年をチェックしておくとスムーズです。
セカンドストリートの買取方法まとめ

セカンドストリートでは、3つの買取方法が用意されており、自分のライフスタイルに合わせた選択が可能です。
まず最も手軽なのが店頭買取です。店舗に直接商品を持ち込めば、その場で査定・現金化ができるため、すぐにお金が必要な方に適しています。
次に、宅配買取は自宅から商品を送るだけで査定が受けられる方法です。送料・査定料・キャンセル料がすべて無料で、ダンボールも用意してくれるため、忙しい方や近くに店舗がない方に好まれています。
最後は出張買取です。大型の家具や家電など、運搬が難しい品物に適しており、スタッフが自宅まで来て査定・引き取り・支払いを行います。
このように、セカンドストリートの買取方法は用途や商品に応じて選べるため、事前に確認して最適な方法を選ぶことが大切です。
ジャンク品も買取対象になる?
セカンドストリートでは、一見売れそうにないジャンク品であっても買取対象となる可能性があります。
ジャンク品とは、故障していたり、パーツが不足しているなど、通常の使用に耐えない商品を指します。本来であれば処分対象になりがちですが、セカンドストリートでは「修理用パーツ」や「コレクター需要」があると判断された場合、値段がつくこともあります。
例えば、電源が入らないオーディオ機器や古いゲーム機などでも、専門スタッフが再利用可能と判断すれば数百円〜数千円の査定になることもあります。ただし、すべてのジャンク品が対象になるわけではないため、査定前に状態の説明をしておくとトラブル防止につながります。
良品買館では、ジャンク品の取り扱いについてはやや慎重な姿勢が見られます。
ジャンク品とは、故障や破損、経年劣化などによって通常の使用が難しくなった商品を指します。セカンドストリートのように一部のジャンク品にも査定額をつけるスタイルとは異なり、良品買館では「再販可能かどうか」を基準に買取可否を判断しています。
ただし、例外もあります。特に「壊れたロレックス」や「破損のあるブランドバッグ」「ジャンク状態の貴金属」などは、素材価値やリユース需要があると判断された場合に限り、買取対象となることがあります。
一方で、古すぎる家電や破損した家具、動作不良が確認されている電子機器については、買取を断られるケースが多く見られます。査定前には状態を正確に伝えることが重要であり、店舗によって基準が異なるため、事前に問い合わせておくと安心です。
このように、良品買館では「再販価値のあるジャンク品」に限っては買取対象となる可能性があるものの、全般的には状態の良い品のほうが優先される傾向にあります。
不要になったものでも価値を見出してもらえる場合があるため、まずは査定に出してみるのがおすすめです。
宅配買取はどちらが便利か
宅配買取の利便性を比較すると、セカンドストリートの方が全国対応かつ無料サービスが充実しており、使いやすさでやや優位に立っています。
セカンドストリートの宅配買取は、ダンボールの提供・送料・査定料・キャンセル料がすべて無料です。申し込みもオンラインで完結し、集荷まで自宅で済むため、時間や手間がかかりません。また、7,000以上のブランドに対応しており、査定力の面でも安心感があります。
一方、良品買館の宅配買取はブランド品や高価買取対象品に限定されている傾向があり、一般的な日用品やファッションアイテムでは利用できない場合があります。また、宅配買取ページが一部店舗では案内されておらず、申し込みの流れがわかりづらい点がデメリットです。
こうして比べてみると、日常的な利用やライトユーザーにはセカンドストリートの宅配買取が適していると言えるでしょう。
良品買館とセカンドストリートはどちらが高い?

- 良品買館の買取価格の傾向
- セカンドストリートの買取アップ情報
- 一点一点値段をつける査定スタイル
- 良品買館アウトレットの魅力とは
- 地域性と店舗展開の違いを比較
- 良品買館とセカンドストリートの違いを総まとめ
良品買館の買取価格の傾向
良品買館では、品物の状態が良く、需要があるジャンルであれば、比較的高めの価格がつく傾向があります。
特に家電やブランド品、貴金属、楽器などはしっかりとした査定が行われ、市場相場を意識した金額が提示されることが多いようです。一方で、ノーブランドの衣類やハンドメイド雑貨のように再販価値の判断が難しい品目については、査定が低くなったり、そもそも買取対象外になるケースもあります。
また、良品買館では査定の基準が店舗によって若干異なるため、同じ品でも店によって金額に差が出ることも考えられます。そのため、複数の店舗に問い合わせて比較するのも有効な方法です。
全体として、良品買館の買取価格は「限定的なアイテムに高めの価格をつける」スタンスと言えるでしょう。
セカンドストリートの買取アップ情報
セカンドストリートでは、年間を通して複数回の買取アップキャンペーンが実施されており、タイミングを見計らうことで査定額が通常よりも高くなることがあります。
主に、季節の変わり目やブランド強化期間に合わせて行われることが多く、例えば春には春物衣料、秋には冬物衣料の査定額が20%前後アップするといった内容が一般的です。また、特定ブランドを対象にしたキャンペーンもあり、ヴィトンやグッチ、ナイキなどがその対象になることがあります。
さらに、LINE公式アカウントへの登録やレシートクーポンなど、買取アップの手段は複数用意されているため、見逃さずに活用することでお得に売却できます。ただし、キャンペーンは店舗によって異なる場合があるため、事前の確認をおすすめします。
こうした買取アップ情報をうまく活用すれば、通常よりも大幅に有利な条件で売却できるチャンスが広がります。
一点一点値段をつける査定スタイル

良品買館やセカンドストリートでは、査定時に商品をまとめて評価するのではなく、基本的に「1点ずつ」価格をつけるスタイルが取られています。
この方式のメリットは、それぞれの商品の価値を個別に判断してもらえる点にあります。例えば、同じジャンルの古着でも、ブランド、状態、デザインなどを細かくチェックし、それに応じた査定額が提示されるため、不公平感が少ないと感じる人が多いようです。
一方で、査定に多少時間がかかることや、アイテム数が多い場合に待ち時間が発生するというデメリットもあります。それでも、納得感のある売却を求める方にとっては、この方式は信頼の証といえるでしょう。
このように、一点一点丁寧に値段をつける査定スタイルは、リサイクルショップの信頼性を高める重要な要素の一つです。
良品買館アウトレットの魅力とは
良品買館には、通常のリユース品だけでなく、「アウトレット商品」も取り扱う店舗が存在します。これが他のリサイクルショップと一線を画す魅力の一つです。
アウトレットとは、傷や汚れ、型落ちなどの理由で正規販売ルートでは流通しない商品を、特価で販売する仕組みです。良品買館では、こうした商品を手に取りやすい価格で提供しており、新品に近いコンディションの商品が驚くほどの割安価格で手に入ることもあります。
また、家具や家電などの大型アイテムにアウトレット品が多く見られるため、引っ越しや買い替えのタイミングで訪れる価値があります。見た目の傷などを気にしなければ、コストパフォーマンスは非常に高いと言えるでしょう。
このように、アウトレット商品を扱うことで、良品買館は幅広いニーズに応える店舗としての存在感を強めています。
地域性と店舗展開の違いを比較
良品買館とセカンドストリートは、運営エリアの違いが利用のしやすさに直結しています。
良品買館は関西地方を中心に展開しており、大阪、兵庫、奈良を主な拠点としています。そのため、地元住民にとっては通いやすく、地域密着型のサービスが魅力です。一方で、関東や東北など他地域では店舗がほとんど存在しないため、アクセスの面で制約があります。
これに対して、セカンドストリートは全国に2,000店舗以上を構える大手チェーンです。地方都市から都心部まで幅広くカバーしており、引っ越し先や旅行先でも見つけやすいのが特徴です。また、海外展開も進んでおり、グローバルなブランド力を持っています。
こうした地域性の違いは、買取や買い物の利便性に影響を与えるため、自分の住んでいるエリアに応じた店舗を選ぶことが重要です。
良品買館とセカンドストリートの違いを総まとめ
- 良品買館は関西エリアに特化した地域密着型のリユースショップ
- セカンドストリートは全国に店舗を持つ大手リユースチェーン
- 良品買館の運営元は株式会社買取王国で、一部店舗は直営化が進行中
- セカンドストリートはゲオホールディングスのグループ企業が運営
- 良品買館 茨木店は全国ランキング2位の人気大型店舗
- セカンドストリートは国内約870店舗、海外含め1,000店舗以上展開
- 良品買館は製造年が古い家電の買取に厳しい基準を設けている
- セカンドストリートでは故障品やパーツ不足のジャンク品も一部買取対象
- 宅配買取はセカンドストリートが全国対応かつ無料で利便性が高い
- 良品買館の宅配買取は対象品が限定されており申込方法も店舗により異なる
- セカンドストリートは季節やブランド別に買取アップキャンペーンを実施
- 両店舗とも商品一点ごとに個別査定を行い、価格の透明性を確保している
- 良品買館ではアウトレット品の販売もあり、割安な掘り出し物が見つかる
- 良品買館は店舗ごとに査定基準が異なるため価格差が出ることがある
- セカンドストリートは都市部・地方を問わず広い店舗網でアクセス性が高い